培養幹細胞治療は、再生医療による膝の治療法のひとつ。自分の脂肪(主に腹部)から抽出した幹細胞を膝関節内に注入することで、痛んでいる関節内構築体に生着して膝関節保護作用の促進が期待できます。
注入する最適な細胞数は未だ解明されてはいませんが、文献によれば200万個以上なら数に関係なく効果は立証されています。多量投与の場合、関節内に遊離体が生成されるリスクも伴うため、当院では2000万個~3000万個を最適数と結論し投与しています。
ただし、今後解明された暁にはその細胞数に従う予定です。(当院の診療方針は、日々アップデートを行っています。)
注入時に起きる感染や関節内出血、注入後には脂肪塞栓の合併症がリスクとして考えられますが、非常に稀です。
脂肪採取部位や膝の注射部の痛みや腫れが生じる場合がありますが、痛み止めの服用で軽快します。
培養幹細胞治療 | 片膝 | ¥1,200,000(税込¥1,320,000) |
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